第九話 筆談 [第二章]
ボクが手術を受けてからほぼ1週間が経過していました。
この頃のボクはというと、口の中の痛みも少しずつ治まってきてはいましたが、まだまだ自由にお喋りが
出来るような状態ではなく、普段から喋りすぎではないかと思う者としては、なかなか辛い日々を過ごして
おりました。
喋ることが出来ない場合、どうやって意思の疎通を図っていたかというと、手話とか出来ないボクにとっては
筆談しかありませんね…
最初の頃に筆談で書いていた紙です。たくさんありますが、そのうちの何枚かをご覧ください。
手術して2~3日後くらいのものですね…
これもそうです。
これはいつ頃だろ?日付がないので分かりませんが、文字が大きいときはきっと苦しいときなのです。
かなり弱気ですね ^^;
まぁ、こうやって後で読んでみると、散々ワガママなことを言っているものですね ^^;
この頃になると、痛みでなかなか喋れない割にはそれ以外は何ともなくて、毎日のガーゼ交換以外は
とってもヒマな時間を過ごしておりました。
日記にはこのように綴っております。
7月22日(木)
今日の回診が終わった。終わってしまうと、後はなんとヒマなんだろう。これで、明日の回診まで何にもやることなし…
そろそろお見舞いの方を受けてもいいかな?明後日の土曜日からにしようか。
10:00
看護師のOOOOさんに洗髪してもらった。話し方といい、スッゴクいい感じだ。
10:45
7月23日(金)
今日も朝から暑い。こりゃ大変だ…
点滴がなかなか落ちて行かない。こんなんじゃ何時までつないでなきゃならないのか分からないよ。ただ、身体が楽になってくるにつけ、文句が多くなってきてしまう。いかんいかん…
本日の担当は OOさん。
08:30
今日の口中のガーゼ交換は、スッゴク痛かった (T_T) 情けないけど、泣けてきてしまった。だけど、リンパ節の手術の後は抜糸、その他口の中の数箇所も抜糸した。また少し回復かな???
10:20
※この日誌のリアリティのために、自分や家族のことはそのままコピーして貼り付けてありますが、看護師さんや
友人・知人の方で個人の名前が出ている場合のみそれを隠します。<(_ _)>
この筆談の紙を改めて読み返してみると、痛くてたまらない時・少し痛い時・比較的大丈夫な時・そして
何ともない時というのがスグに分かります。
これは自分の性格を治すのに使えそうですね ヾ(・ε・。)
この後は一時的にですが、少しずつ回復してきます。だけど、それは次回以降に (^^)
この頃のボクはというと、口の中の痛みも少しずつ治まってきてはいましたが、まだまだ自由にお喋りが
出来るような状態ではなく、普段から喋りすぎではないかと思う者としては、なかなか辛い日々を過ごして
おりました。
喋ることが出来ない場合、どうやって意思の疎通を図っていたかというと、手話とか出来ないボクにとっては
筆談しかありませんね…
最初の頃に筆談で書いていた紙です。たくさんありますが、そのうちの何枚かをご覧ください。
手術して2~3日後くらいのものですね…
これもそうです。
これはいつ頃だろ?日付がないので分かりませんが、文字が大きいときはきっと苦しいときなのです。
かなり弱気ですね ^^;
まぁ、こうやって後で読んでみると、散々ワガママなことを言っているものですね ^^;
この頃になると、痛みでなかなか喋れない割にはそれ以外は何ともなくて、毎日のガーゼ交換以外は
とってもヒマな時間を過ごしておりました。
日記にはこのように綴っております。
7月22日(木)
今日の回診が終わった。終わってしまうと、後はなんとヒマなんだろう。これで、明日の回診まで何にもやることなし…
そろそろお見舞いの方を受けてもいいかな?明後日の土曜日からにしようか。
10:00
看護師のOOOOさんに洗髪してもらった。話し方といい、スッゴクいい感じだ。
10:45
7月23日(金)
今日も朝から暑い。こりゃ大変だ…
点滴がなかなか落ちて行かない。こんなんじゃ何時までつないでなきゃならないのか分からないよ。ただ、身体が楽になってくるにつけ、文句が多くなってきてしまう。いかんいかん…
本日の担当は OOさん。
08:30
今日の口中のガーゼ交換は、スッゴク痛かった (T_T) 情けないけど、泣けてきてしまった。だけど、リンパ節の手術の後は抜糸、その他口の中の数箇所も抜糸した。また少し回復かな???
10:20
※この日誌のリアリティのために、自分や家族のことはそのままコピーして貼り付けてありますが、看護師さんや
友人・知人の方で個人の名前が出ている場合のみそれを隠します。<(_ _)>
この筆談の紙を改めて読み返してみると、痛くてたまらない時・少し痛い時・比較的大丈夫な時・そして
何ともない時というのがスグに分かります。
これは自分の性格を治すのに使えそうですね ヾ(・ε・。)
この後は一時的にですが、少しずつ回復してきます。だけど、それは次回以降に (^^)
2011-07-27 22:11
コメント(4)
傷口はどこでも痛いに決まっていますが、
口の中のガーゼ交換とは、読むだけで……。
痛いのに加えて、意思表示がしにくいのは、
さぞ、もどかしかったことでしょう。
こういうとき、看護師さんが優しく接して
くれると、天使のように見えたでしょう?
入院すると必ずお見舞いに行く、田舎では
(失礼^^;; 相棒の実家あたりがそうなんです)
近所づきあいの一環で押し寄せてくるから
大変だったでしょうね。
また、いっぱいしゃべれるようになって、
奥さまと楽しい旅行ができて、よかったですね!
by ぐーちゃん (2011-07-28 07:52)
筆談のもどかしさは、経験したことがないと分からないことなのでしょう。
内容も、ちっとも我儘ではありませんよ。僕などが入院したら、とんでもない
我儘の塊だろうなぁと思いました。しかし、家族ってありがたいですね。
by horigon (2011-07-28 09:24)
痛い時に大きな字になるって、声が大きくなるのと同じですね。延々と続き痛さ、病院、喋れない、気が滅入ってしまいます、わがままなのかどうかは感謝するかしないかの差もあると思うので、きっと違うと思います。これ以降は少しづつでも回復期ですか?振り返ってる話しだとはいえ、病のさなかの話より、回復の話のほうが嬉しいですね
by ちあこさん (2011-07-29 09:54)
♪ご来訪くださいました皆さま、コメントありがとうございました <(_ _)>
♪ぐーちゃんさん、おはようございます ^^
それまで、傷口というのはそっとしておくものだ…という認識を持っていたので、
敢えてその場所のガーゼを毎日交換するなんて、ビックリしてしまいました ^^;
声は出なくともうめき声と涙は勝手に出てきてしまったので、意思表示にはなったと
思います。
仰るとおり、いつご近所さんが大挙してお見えになるかを考えると、ぞっとしました。
実はご近所さんにも内緒だったもので、尚更時期が読めなくて大変でした (^^;
♪先輩、おはようございます ^^
普段から適当に口で表現しているもので、筆談ってのがあんなにも難しいものだとは
思いませんでした。
なかなか想いが伝わらない分、ワガママになってしまったかも…
そんなボクをずっと見ていてくれる家族って、ホントにありがたいものです (^^)
♪ちあこさん、おはようございます ^^
そっか、確かに仰るとおりかもしれませんね…
痛くてしょうがない時って、細かい気配りが出来る状態じゃないから、自然と字も
声も大きくなってしまうんですね ^^;
この後は痛いよりはヒマだヒマだって記事になるかもしれません (^^;
by なかちゃん (2011-07-30 07:57)